Webディレクターの仕事内容を紹介。必要スキルについても解説!

001_Webディレクターの仕事内容について解説 Webディレクター

「Webディレクター」と聞いて、パッと仕事内容を思い浮かべるのはなかなか難しいと思います。筆者自身も元々は別業界の営業職として働いていたため、Webディレクターという仕事について正直全く理解しておりませんでした。

この記事ではWebディレクターの仕事内容についての簡単な説明と、Webディレクターに必要なスキルについて解説していきます。

Webディレクターの仕事内容

Web制作のディレクター

ディレクションとは「方向、指示、指揮」といった意味を持つ言葉なので、つまり一般的にWebディレクターとは「Webサイト制作の方向性をクライアントに示し、制作スタッフの指揮を取る」仕事になります。

具体的には、

  1. クライアントとのやりとり
  2. Webサイトの方向性を提案
  3. 社内外のリソースを確保・管理
  4. Webサイト完成までの指揮・進行

上記のような仕事になります。一言で表現するなら、「案件をゴールまで導く役」と言えばカッコいいでしょうか。

ただし 「1.クライアントとのやりとり」と「2.Webサイトの方向性を提案」は、Web制作会社によってはWebプロデューサーまたはWebプランナーという役職者が担当することもあります。

Web運用のディレクター

Web制作のディレクター以外にも、Webサイトの運用を担当するディレクターもいます。

運用ディレクターは、既に存在しているWebサイトの更新や課題の発見・改善といった業務に携わります。具体的にはクライアントからの依頼でWebサイトを更新したり、アクセス解析や検索順位といったデータから課題や改善点を見つけてコンテンツを追加していきます。

余談になりますが、英語圏では同様の職種を「Web director」とは言わず、「Web master」と呼ぶそうです。

Webディレクターに必要なスキル

Web開発に携わる仕事ということで当然Webに関する知識はスキルはある程度必要になってきます。

しかしWebディレクターはクライアントと制作スタッフを繋ぐ役割として、それ以上に必要なスキルがあります。

情報収集能力

Webデザインのトレンドや技術動向、またWebに関する規制の情報等を日々把握していく必要があります。トレンドや情報に詳しくなっておけば、クライアントのニーズにも適切に応えられるようになり、信頼獲得に繋がります。

情報収集のためにWeb業界向けのメディアを定期的に見に行くと良いでしょう。有名なところで言えばWeb担当者Forumは情報や更新回数も多く、とても勉強になります。SNSであればTwitterでWeb業界の人をフォローすることで、ためになるツイートが読めるようになります。

調整力

ほとんどの仕事には「締切」が存在しますが、当然WEB制作においても「納期」があります。そしてもちろん納期の順守は非常に重要なことで、もし納期が遅れてしまえばクライアントからの信用を失ってしまいます。

そのために必要なのがリソース確保とスケジュール管理のための調整力です。Webサイトの制作が決まったら制作スケジュールを考えて、社内・社外のリソースを確保していきます。

クライアントが希望する納期に間に合うようスケジュールを組み、デザイナーやコーダーの予定を抑えてタスクを割り振っていきます。事前にデザイナーとコーダーに対してワイヤーフレームやサイトマップを共有し、どれくらいの工数がかかりそうかを確認しておくとスケジュールが組みやすくなります。またクライアント側に原稿や素材を用意して貰ったり、Webサイトをチェックしてもらう日程もスケジュールに盛り込む必要があります。

またスケジュールを組む際はある程度のバッファを設けておくと、不測のトラブルが生じた際に余裕を持って対応できます。もしトラブルが発生して進行に影響が生じる場合は、速やかに関係者全員に報告や相談をして解決を図る必要があります。

ヒアリング能力

そしてこれが最も重要なスキルになりますが、クライアントと制作スタッフを繋ぐパイプ役としてヒアリング能力が求められます

クライアントが求める内容を正しく理解した上でWebサイトを制作しなければ、クライアントが求めるものからズレたWebサイトとなってしまいます。そうなれば最悪Webサイトを作り直すことになってしまいますが、当然クライアントからの信頼はガタ落ちですし、制作スタッフに大きな負担をかけてしまいます。このようなミスを防ぐためにも、クライアントから詳しくヒアリングする必要があります。

また制作スタッフからクライアントへ質問をしてほしいと頼まれることもあります。そのような場合は、制作スタッフが聞きたいことをWebディレクターがしっかりと理解し、そしてクライアントにも理解できる内容にまとめた上で質問をしなければなりません。

制作を円滑にミスなく進めていくためには、Webディレクターがクライアントと制作スタッフのパイプ役として、双方が伝えたいことを理解できるまで聞き出す必要があります。そのためにも打ち合わせの内容をしっかりと理解して、納得できるまで詳しくヒアリングすることが大事になってきます。

デザインとコーディングのスキルは必須ではないが、理解は必要

Webディレクターはディレクションをすることが主な仕事ですから、コーディングやデザインといったスキルは必須ではありません。

しかしデザインやコーディングへの一定の理解は必要不可欠です。というのも、デザインやコーディングがどのように行われるのか、どれくらいの期間を要するものなのかを理解しなければそもそもスケジュールは組めません。それらの作業内容を知らないと当然制作スタッフからの信頼も得られず、Webサイト制作が円滑に進まなくなる可能性もあります。

またクライアントと技術的な話になった際に、先方が求める機能に大して『できる・できない』の返答ができなかったり、その場で代替案等を示せなければクライアントに不安感を与えてしまいかねません。「持ち帰って確認してから返答する」というのも可能ですが、求めるものが多いクライアントだと質問も多く、その度に「持ち帰ってから…」と返答していたら当然不安に思われます。

更に不測の事態でスケジュールに乱れが発生した場合や不具合が生じた際にはWebディレクターがクライアントに説明を行いますが、クライアントが納得できるように説明しなければなりません。

Webディレクターにはコーディングやデザインのスキルは必須ではありません。しかしWeb業界のプロとしてクライアントとやりとりする以上、どのようにWebデザインやコーディングが行われるか理解する必要があります。

まとめ

Webディレクターはクライアントと制作スタッフとの間に立ち、Webサイト制作の方向性を定めて指揮を取る仕事です。そのため以下のようなスキルが求められます。

  • Web制作のトレンドを日々把握して提案力や説得力を高めるの情報収集能力
  • リソース確保とスケジュール管理のための調整力
  • クライアントと制作スタッフを繋ぐためのヒアリング能力

またWebディレクターはあくまで制作スタッフではないので、デザインやコーディングのスキルは必須ではありません。しかしデザインやコーディングがどのように行われて、どのくらいの時間を要するか等を理解しておかないとスケジュールは組めないので、デザインやコーディングについて一定の理解は必要です。

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